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「ちっ!まさか人形のお前にやられるとは、おれもヤキが周ったものだ」
「それは違います、タナトス。私の目から見れば、あなたも私と変わりありません。他人の思惑通りに動いている…ただの人形です。」 「………。…ふはは、ははははははははは!まさかお前に人形呼ばわりされる日が来るとは…これは傑作だ!!」 「…………。」 「だが白雪姫、忘れるな。ただ闇雲に立ち向かうだけが運命に抗うことじゃない。運命に抗うために、あえて運命を受け入れるのも一つの手だ。 おれは生きるために望んでそれを受け入れた…誰かの手の平で踊る人形になったんだ。誰かに言われてではなく自分の意思で、だ。 白雪姫…お前は……どちらを……えら……ぶ…………。」 「私は主の命令をただ忠実に遂行するだけです。そこに意味など存在しておりません。 よってタナトス、あなたの問題提起は私にとって無価値なものでしかなく、無意味なものです。」(byタナトス、白雪姫さん 追記から昔書いたキャラ語りの記事をリサイクルして載せます。どうぞ~。 ※思いっきりネタバレしてますので、ご注意を!!
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1. 「とっくの昔に分かってた」 「タナトス…。」 「本当に僕がしたかったことさ。この肉体に入って何がしたかったのか。何故この肉体に入ったのか」 「それは、あなたの父さんの気持ちを知りたかったからでしょう?以前に言ってたじゃない?」 「嘘だよ」 「え?」 「そんなのただの見せ掛けさ。醜い感情を覆い隠すだけの嘘っぱちだよ」 「どういうこと?」 「この身体(肉体)に入ったのは、コウマの気持ちを理解するためじゃなかったんだ。 ただ、ただ…僕は振り向いて欲しかっただけさ。クラシスに…あいつに愛されたかった。…ただ、それだけだったんだよ」 「クラシスが好きなコウマの姿になったら、振り向いてくれると考えてた。昔みたいに、また抱きしめてくれて愛してくれると思っていた。 そんな邪で醜い感情からこの肉体を望んだ。だから、この呪いや感情が無くなっていくのは、そんな僕に相応しい罰なのかもしれないね」 上記のやりとりは外伝、とある敵キャラを倒した直後のタナトスとヒロインであるEさん(Yさん宅)との会話です。時間軸は第一部の終盤、最終決戦直前辺りくらいですかね。 とうの昔に気づいてたけど、もうその時は後には引けなくて、前へ前へと進んでいった結果、こうなってしまったという空虚な内面を現した台詞かな。 このシーンは全体的に痛いお話です。その直後、タナトスはEさんに諭されて泣こうとするんだけれど、もう既に“悲しみ”の感情が奪われているから、痛々しい笑顔を浮かべて「泣けないってこういう時に役立つよね。だって、我慢しなくても涙が枯れちゃってるから泣かないし、それに僕は泣いている暇なんかないし、ね」と言うんですよ。半分自棄になっているんです。 そもそもタナトスが、あのお二方を倒そうと決心したのは、クラシスさんとコウマくんに未練があるからであり、“未練”を断ち切ろうとしているからです。未練や心の弱さに相手は容赦なしに付けこんで来る。そんな相手に弱みなんて持っちゃいけない。見せちゃいけない。 完全に修羅にならなきゃ勝てないし、自分たちの組織が負けたら世界が分解されて、そこでジ・エンドになるんで、生き続ける為にも自分の女々しい心にけじめをつける決断を迫れたんですよ。 それでコウマ君たちに立ち向かうんですよね。他にも理由ありますけれど、大本の根っこはそうだと思います。 愛されたい。昔みたいに大事にして欲しい。けれども状況がそんなことを許すはずもない。もうそんな甘ったれたことを言う時は、とっくの昔に過ぎた。だったら、二人を倒して自分の心にけじめを付ける!そんな感じです、はい。 2.最近までスパロボAPをやってたせいか、ますますタナトスがアクセル・アルマーに似てしまった。 外伝の第二部の彼は、もろにアクセルそのまんまです。まぁシヴァー・ゴッツォやユーゼス・ゴッツォの側面もあるんですけれどね。 それから、タナトスの設定を練り上げていったところ、Yさん宅Eさんとの関係が、アクセルとレモンの関係そのまんまになってしまったことも頭が痛いです。やっぱり私は無意識のうちに、アクレモが好きになってるみたいです。 さらにN・Yさん宅Bさんとの関係もこれまたアクセルとラミアの関係そのまんまになってしまいました。 つーか、そもそもタナトスの思考そのものがアクセルと似通ってるし、そこは仕方ないかもしれないな。 タナトスは、何も見ず、知ろうとしないで他人から出された言葉を鵜呑みにし、行動している存在が嫌いなんです。存在そのものが許せないと言うか、自分もそのような人たちに運命を狂わされた一人なんで、そこから来る憎しみのせいかもしれません。 しかし、知ろうとしている人、あるいは自覚している人で、尚且つそれでも信念を貫こうとしている人は尊敬しています。例えばYさん宅のEnjさんとか、Rさん宅のC(またはK?)さんなどは表面には出さなくとも信頼し、敬意を表している模様。 逆に自分から物事を見ようとしない、世界を知ろうとしない人に対しては心の底で嫌悪感持ってます。またそれを増長させる環境や人すらも嫌悪してます。そういうことから本編ではFさん宅のFさん、C嬢、外伝ではMさん宅のRさん、それからCさんにも嫌悪しており、心の底では見下しています。 お前たちがいるから、何も罪のない人たちが踏みにじられる。あるいは犬死する人間が生まれ、本当なら防げた犠牲、死ななくても良かった人間が死んでいき、無駄な血が流れるんだ、と。 それから、物事の善悪は初めから考えてません。これも過去の経緯からです。 重要なのは善悪ではない。自分の理念、あるいは信念に反しているか属しているかどうかだ、という考え方なんですよ。 ただ、親しい友人や想いを寄せる相手方の前では、ついつい物事の善悪を考えてしまい、それをぼろっと言っちゃう側面があります。 例えば、外伝の第二部では、Yさん宅のEさんに「こんな気持ちになるなら、やはりおれが選んだ道は、間違っていたのか…?」と訊いてしまう場面とか。と言うか、これは是非入れたいワンシーンですね。 他には神の血を引く種族とか、そういう人たちには複雑な心境持ってます。ただ、ハーフである人たちだけ、自分の境遇を重ねて同情的になってしまう面もありますが。 そういう意味ではBさん宅のYさんに当たっては、事実を…真実を知ったとき、愕然として拒絶してしまうんだろうな。以後、拒絶しながらも心では求めてしまうある種“ツンデレ”っぽいヤツになっちゃうかも。それはそれで見てて面白いですね。 だいたいタナトスに関しては、こんなところでしょうか。お読みくださってどうもありがとうございました!! ↓クリックがやる気になります。ポチっとな☆ 拍手ボタン にほんブログ村 ゲームブログ PR |
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